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#10 競合物件があるときは値付けに注意!

カテゴリ:【売却】お役立ちコラム

突然ですが、質問です。

あなたは近日中にご自宅のマンションの一室を売却しようとしています。
しかし現在同じマンション内で面積や間取りが似た物件が2件、すでに販売中です。

1件は2,900万円、もう一方は2,650万円。

そして、あなたの部屋の査定額は3,000万円でした。


さて、あなたはいくらで売り出しますか?




競合物件がある時の値付けの方法

競合物件がある時は査定価格以外にも競合物件の価格を参考に値付けをする必要があります。

これは買主さんの立場になって考えてみるとよく分かっていただけると思います。


「立地もいい」「築年数も問題ない」「このマンションに決めよう!」となった時に、同じマンション内で面積や間取りが似通っている物件があれば必ず比較対象とするはずです。

そして、当然ながら条件がほぼ一緒であれば一番安い物件を選びますよね。


しかし、部屋のコンディションが良かったり、リフォームが行われていたりすれば総合的に判断して価格が高い方を選ぶ可能性はもちろんあると思います。

値付けをする時も同じで、必ずしも競合物件より安い金額に設定しなければ売れないということはありません。

先ほどの例で言えば、他の物件より優れているのでしたら3,000万円で売り出しても問題ないでしょう。

一方で他の物件と比較して見劣りする条件があるとすれば価格を調整して売り出す方がいいかもしれません。


つまり、競合がある場合には査定価格の意味がやや薄れてしまいます。


しかしながら、もしかしたら2,650万円で売り出している方は、何か早く売らなければならない事情があってのことかもしれません。

このような物件は早々に売れることが見込めるので「競合」とみなす必要がそもそもないかもしれません。


競合物件の価格だけでなく、「売り出し開始からどれくらいの期間経過しているのか」「背景にある事情が何なのか」など不動産会社に調べてもらった上で、ご自身の物件の値付けをするべきだと言えるでしょう。


競合物件不在のタイミングを狙うことも

不動産の売却を急ぐ必要がないのであれば、競合物件が売り出されているタイミングでの売却は一時見送るというのもひとつの手です。

競合物件が不意に価格を下げてくる可能性もなくはなく、不毛な価格競争に巻き込まれてしまい希望する売却価格で売れなくなってしまうような事態を回避するためです。

競合がいなくなった時を狙って売りに出すのもひとつの戦略です。
ただ、いつ競合物件が売れるかは定かではありません。そのあたりの見極めも不動産会社の経験を頼りに助言を求めていただければと思います。

長期間売れていないようであればその物件に何か問題があるか、販売価格に問題があるかのいずれかです。


こういったことから競合物件はときに反面教師にもなりえます。

「この条件で半年も売れずに残っているのなら、私の物件はもう少し価格を下げた方が良さそうだな」など、競合物件の動向を参考にご自身の不動産売却へ活かしてください。

いずれにしても「早く売りましょう」「価格を下げましょう」と根拠もなく提案してくる不動産会社に左右されることなく、販売時期や販売価格を検討するようにご注意ください。



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