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#19 「買取」のメリット・デメリット

カテゴリ:【売却】お役立ちコラム

買取という方法も不動産を売却するためにはとても有効な手法になり得ます。

売主様の置かれている状況に合わせて、不動産会社とよく相談されて選択肢の1つとして検討されてみてください。




買取のメリット


1.即時現金化できる

買取の一番大きな、そして一番のメリットが「すぐ売れる」ことです。

一般的な「仲介」による売却では、広告活動を行って購入検討者を募るため時間がかかりますし、いつ売れるか分かりません。

買主様は基本的にはローンを組んで購入しますので、ローン審査に時間がかかり、早くても1~2ヶ月はかかってしまいます。


「買取」は既に買主が決まっており、その買主も一般消費者ではなく不動産業者であるためローン審査もなく、早ければ1週間程度での現金化が可能なのです!


2.物件のコンディションを問わない

不動産を買い取る業者は、買い取った物件をリフォームして再販売することで利益を出します。
つまり「リフォーム前提」で買い取るため、物件の状態は問われません。

また、一般の買主様へ不動産を売却された場合、売主様には「契約不適合責任」があります。

契約不適合責任とは、契約内容と適合しない欠陥や損傷に対し、修繕等の負担を負うことです。

これにより売却直後に不具合が見つかった場合には、売主様が費用を負担して不具合を解消・解決しなければならないようなこともあります。

買取では基本的にこの契約不適合責任も免責となります。


3.近隣の方に知られることなく売却できる

「仲介」による売却では買主様を広く募るため、販売活動の際には広告をうつことが不可欠です。

また、購入希望者や案内する不動産会社の担当者が内覧のたびに頻繁に出入りしていれば、近隣の方に売却していることが知られてしまう可能性があります。

一方で、買取では買取業者が現地を訪ねてくるのはほぼ一度きりです。

近隣の方に知られないうちに売却し、物件を引き渡すことができます。


買取のデメリット


即時現金化が可能な買取ですが、大きなデメリットがあります。

それは一般的な「仲介」による売却と比較して、価格が安くなってしまうことです。


買取再販業者が不動産を買い取る目的は、リフォームして再販売して利益を得ることです。

再販売を行って利益を出すために、相場価格での買取は理論上成り立ちませんので、買取価格は相場価格の7割前後になってしまうのが一般的です。


それでも近年ではリフォーム技術が進んだことや仕組化が発達したこと、リフォーム物件の価値が見直されつつあることなどにより、相場価格に近付けた価格での買取も可能になってきています。

買取価格は買取業者によって差がありますので、好条件で買い取ってもらうためには業者の比較がなにより重要になります。

買取査定は一般的な売却の査定と異なり「査定額=売れる金額」ですので、複数社に査定を依頼して価格を比較し、少しでも高く買い取ってくれる業者を探してみてください。


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