マイホーム探しは「一生に一度の買い物」とも言われます。
理想の立地、間取り、価格、設備…。条件を挙げればきりがありませんが、現実には「100点満点の物件」に出会うのはなかなか難しいものです。
はじめはしっかりと希望条件を整理していたはずなのに、内見を重ねるうちに「まぁ、これでもいいかも」と、どこかで妥協して決断してしまったという声も少なくありません。
実際、購入された方の声で「当初の希望条件をすべて満たして購入できた」と答えた人はごく一部でした。
住まい探しを進める上で、知っておいていただくと良さそうなデータがありましたので共有させていただきます。
物件種別には「新築マンション」「中古マンション」「新築戸建て」「中古戸建て」とありますが、価格以外で共通して
「途中で妥協したこと」に挙げられているのが
「部屋数」でした。
そしてこの「部屋数」ですが、「重視すれば良かったこと」の第1位でもあったのです。
つまり物件探しで妥協してしまった「部屋数」は、住んでみてから後悔している点となってしまったのです。
賃貸における住み替え(賃貸→賃貸)でも、売買における住み替え(例:マンション→戸建)でも挙げられるご理由に「手狭になったから」というものが多いのも事実です。
各ご家庭のおかれているご状況は様々ですので、理由については一様ではないと思いますが、「部屋数」については慎重に選択される方が良さそうです。
それでも、大切なのは「自分たちにとって何が一番大事だったか」を見失わずに判断できたかどうか、です。
すべての条件を完璧に満たすことは難しいですが、「納得して選んだ」ことでその住まいが愛着ある場所になる可能性は十分にあります。
焦らず、でも踏ん切りも大事。心の中の“譲れること”と“譲れないこと”を見極めて、自分たちらしい選択をしていただければと思います。