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二子玉川で失敗しない物件選び!【内見の際のチェックポイント】

カテゴリ:住まい探しのお役立ちコラム

内見の際のチェックポイント



内見は「ここに住む自分」を想像できる貴重な時間です。


間取りやリビングの広さ、陽当たり、眺望といった基本項目に加えて、次のポイントも意識されるとミスマッチを防げると思います。


ぜひご参考になさってください。



1. 新築戸建(購入)

雨どいと排水の通り道

晴天時でも、雨どいの勾配や地面の排水溝が家から道路までスムーズにつながっているか確認してください。

強い雨の日に水が溜まると、外壁や基礎の劣化が早まります。


隣地との高低差と将来の視界

隣の土地より敷地が低い場合、雨水や土が流れ込みやすくなります。


また、隣地が空き地や低い建物だとしても、将来そこに3階建てが建つと採光が変わる可能性があります。

近隣には何階建ての建物が建てられるのか、不動産会社の人に用途地域について確認してみてください。



2. 中古マンション(購入)

管理組合の「掲示板」と「ゴミ置き場」

掲示板に住民トラブルの注意書きが頻発していないか、ゴミ置き場が整理されているかを見ると、管理の質と居住者のマナーが一目で分かります。


配管の更新履歴

室内リフォームがきれいでも、共用部の給排水管が築年数なりのままでは交換時の負担が大きくなります。

長期修繕計画表に「配管更新予定年」が載っているか確認し、修繕積立金の残高と併せてチェックしましょう。



3. 賃貸マンション(賃貸)

スマートフォンの電波強度

玄関・リビング・寝室など部屋の隅々で通信速度を測ってみてください。

テレワークや動画視聴が多い方ほど重要です。

内見時に忘れがちなので、要チェックです。


壁と床の遮音性

夜間に内見できればベストですが、日中でも壁を軽くノックしたり、窓を閉めて足音を立ててみると響き方がわかります。

設備は新しくても音のストレスは住んでみないと気付きにくいので要注意です。



ちょっとマニアックな?チェックポイント


内見では「建物そのもの」と同じくらい「管理の質」「将来の変化」「生活インフラ」を見ることが大切です。



1.管理の質

「室内がピカピカ=良い管理」と思いがちですが、実は共有スペースがヒントの宝庫なんです。


エントランスや廊下に私物が放置されていないか、ゴミ置き場が臭わず分別もしっかり守られているか――ここを見れば、管理会社や住民のマナーが一目瞭然。


廊下や階段部分の照明が切れていないか、蜘蛛の巣や虫の死骸がそのままになっていないか、管理会社の巡回頻度や質が分かります。


さらに掲示板をちらっとのぞいて、トラブルの張り紙が頻発していないか、告知が期限切れのままになっていないかを見てみてください。


管理組合が機能しているマンションは情報が更新されていて整然としています。

クレーム文や注意喚起の紙が貼られている場合は、同じ建物内にちょっと常識がずれた住人が住んでいる可能性があるかもしれません。



2.将来の変化
「今は静かで眺めも抜群。じゃあ安心!」と思う前に、周囲の空き地や駐車場に目を向けてみてください。


そこに3階建ての住宅や商業施設が建つ計画が出ていないか、役所の都市計画課で用途地域をチェックすると意外な発見があります。


再開発や道路拡幅が予定されている場所だと、便利さは上がっても交通量や騒音が増える可能性も。


加えて、ハザードマップで洪水や土砂災害のリスクを確認しておくと「住んでみたら保険料が高かった…」という落とし穴を避けられます。


また、市区の統計や人口推移などもできれば確認しましょう。

子育て環境や賃貸需要などによって賃料が変わってくることがあります。



3.生活インフラ
最後は毎日の快適さを左右するインフラです。


先述のとおり、スマホの電波を玄関・リビング・寝室の順でチェックしてみてください。

インターネット回線はwi-fiルーターを設置すれば改善できますが、通話に関しては個人で対策できることはあまりありません。


LINE電話など、インターネット通話を使う場合は良いのですが、普段から通常の通話を利用する方は必ず確認しましょう。



水回り。内見時は水を出して水圧を確認することは基本的にできませんが、担当者やお隣の方に聞くことができれば確認しておきたいポイントではあります。

給湯器は製造から何年たっているかを見ておくと安心です。


電気容量については分電盤のアンペア数を確認しましょう。(30A/40Aなど)

エアコンを複数台使う場合など足りるかどうか事前に確認しておきましょう。


ガス種別は、都市ガスかプロパンかを確認してください。

プロパンはランニングコストが高くなる傾向にあることと、専用のガス台でないと使用できませんので注意が必要です。



さらに、近所のスーパーや病院、保育園はグーグルマップの距離より“実際に歩いて”みるのがコツ。


夜の照明具合や帰り道の雰囲気もわかり、暮らしのリアルを体感できます。



もっとちゃんと調べておけば良かった点


at homeが実施した実際に入居された方へのアンケートで、「もっとちゃんと調べておけば良かった点」というものが公開されていました。


通常内見時には気にもしない点だったりしますので、入居されてから後悔されないよう参考にされてみてください!


・エレベーターの待ち時間が長い

・設備管理費が高い

・洗濯物があまり干せなかった

・収納が思っていたより狭かった

・ある程度の階数なのに虫が侵入してくる

・最上階なのに子どもの足音が響いてくる

・駅、スーパー、病院などは近くが良いと改めて感じた



まとめ


管理の質は「建物の今」を映す鏡

将来の変化は「資産価値と住み心地の未来図」
生活インフラは「毎日の快適度」を決める基盤



これらを“追加の視点”として持って内見すれば、表面的な見映えに惑わされず、本当に安心して長く暮らせる物件かどうかを見極めやすくなります。



気になる点は写真とメモで保存し、帰宅後に比較すると判断がぶれません。

不安を解消して、納得のいく住まい選びを進めてください。



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