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#21 買い替えの注意点

カテゴリ:【売却】お役立ちコラム



不動産の買い替え時の注意点


今お住まいの住宅を売却し新居を購入される「買い替え」では、「売却と購入のタイミング」に注意が必要です。


◆売却を先行される場合



上図のように新居の購入に先駆けて今の住まいを売却する方法で、比較的多くの方がとられる買い替えの方法です。

メリット
・売ってから買うため住宅ローンが重複することがない
・売却を急ぐ必要がなく、じっくり好条件で売ることができる

デメリット
・今の住まいを引き渡してから新居へ入居するまでの間に仮住まいが必要になる
・仮住まいをすると引越しが2回分になり、仮住まいでの賃料も発生してしまう


◆購入を先行される場合



逆に売却よりも購入を先行する方法は、金銭的に余裕がある方が選択される買い替え方法のため、あまりこのケースは多くはありません。

メリット
・仮住まいが不要
・新居選びにじっくりと時間をかけれられる

デメリット
・旧居の住宅ローンが残っている場合は住宅ローンが重複する期間が生じる

旧居の売却前に新居の住宅ローンを借り入れるためダブルローンの状態となります。
この期間は返済負担が大きくなるとともに、そもそも2つの住宅ローンを借り入れられるだけの収入や財力が必要となります。

また、ダブルローンの期間をできるだけ短くしようと売却を焦ってしまうと、価格や条件などを妥協することもあるかもしれません。


◆売却と購入を同時に行う場合

旧居の引渡しと新居の引渡しの日取りを同日に合わせるという方法で、実は弊社ではこのパターンが一番多いです。

同時決済を行えば特に懸念点はありませんので、理想的な買い替え方法と言えます。

メリット
・仮住まいが不要
・ダブルローンの期間もなし

デメリット
・売主、買主とのスケジュール調整が難しい
・購入の物件選びに時間をかけられない可能性がある
・不動産会社の担当者の対応力が問われる

売主、買主だけでなく金融機関や司法書士との連携も図らないといけないため、不動産会社の担当者のコミュニケーション能力が意外と重要となってきます。

仲介手数料無料を謳っている不動産会社が増えてきていますが、対価のない仕事にどこまで一生懸命になってくれるのかと少し懐疑的に思ってしまう部分があります。

ミスが許されない同日決済などの不動産取引の際は、特に不動産会社および担当者選びを慎重になさってください。



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