AIで家具消し・ホームステージングがもっと身近に

空室写真の見せ方が変わり始めています
同じお部屋でも、家具が多く置かれている状態、生活感が残っている状態、反対に何もない空室の状態では、見る方が受ける印象は大きく変わります。
最近では、生成AIの進化によって、こうした写真の見せ方にも新しい選択肢が生まれています。
たとえば、室内写真に写り込んだ家具を消したり、空室の写真にソファやテーブル、照明、小物などを配置して、暮らしのイメージが伝わる写真に加工したりすることが、以前よりも手軽にできるようになってきました。
空室写真だけでは、暮らしを想像しにくいことがあります
空室の写真は、部屋の広さや形、窓の位置、床や壁の状態を確認しやすいというメリットがあります。
一方で、家具が何もない状態だと、実際に住んだときの生活イメージが湧きにくいこともあります。
「このリビングにソファは置けるのか」
「ダイニングテーブルを置くと、どのくらい余裕があるのか」
「寝室として使うなら、ベッドの向きはどうなるのか」
こうしたイメージは、間取り図や写真だけでは伝わりにくい部分です。
そこで活用され始めているのが、AIによるホームステージングです。
実際の室内写真をもとに、家具やインテリアを配置し、暮らし方のイメージを視覚的に伝えることができます。
家具消しも、AIで手軽にできる時代に
AIの活用は、家具を置くだけではありません。
すでに室内にある家具や荷物を画像上で消し、空室に近い状態の写真として見せることも可能になっています。
たとえば、居住中の物件では、売主様や入居者様の家具・家電・生活用品が写り込むことがあります。
そのまま掲載すると、生活感が強く出てしまったり、個人情報に配慮が必要になったりする場合があります。
AIによる家具消しを使えば、室内の印象を整理し、物件そのものの広さや形を伝えやすくすることができます。
もちろん、加工には注意も必要です。
壁や床の傷、汚れ、設備の状態まで実際よりきれいに見せてしまうと、見る方に誤った印象を与えるおそれがあります。
そのため、AI加工を行う場合でも、物件そのものの状態や設備、眺望、周辺環境を変えないことが大切です。
Before/Afterで見ると、変化が分かりやすい
下の画像は、AIによる家具消し・ホームステージングのイメージを比較できるスライダーです。
中央のバーを左右に動かすことで、加工前と加工後の違いを確認できます。

空室写真に家具を配置することで、部屋の使い方や生活動線がイメージしやすくなります。
AI加工は「盛る」ためではなく、「伝わりやすくする」ために使う
不動産広告で大切なのは、物件を実際以上によく見せることではありません。
大切なのは、物件の魅力や使い方を、誤解のない形で分かりやすく伝えることです。
AIによるホームステージングは、使い方を間違えなければ、検討者の方にとっても便利な情報になります。
たとえば、
・家具を置いたときのサイズ感が分かる
・暮らし方のイメージが湧きやすい
・空室の写真だけでは伝わりにくい雰囲気を補える
・居住中物件でも室内の印象を整理しやすい
といったメリットがあります。
ただし、家具や小物を加える場合でも、実際に置けない大きさの家具を配置したり、部屋を実際より広く見せたりすることは避けなければなりません。
また、傷や汚れ、設備の古さ、窓からの眺望など、物件判断に関わる部分を変えてしまう加工も適切ではありません。
当社では、正確さを大切にしながら活用していきます
AIによる画像加工は、不動産広告の表現を大きく変える可能性があります。
これまで専門的な作業や費用が必要だったホームステージングも、身近な選択肢になりました。
一方で、写真の印象だけで判断するものではなく、現地での確認や、正確な物件情報の提示が何より重要であるとも考えます。
当社では、AIによる便利な表現方法も取り入れながら、実際の物件状態と異なる印象を与えないよう、正確で分かりやすい情報発信を心がけてまいります。
これからも、新しい技術を適切に活用しながら、お客様に安心して物件を検討していただける情報提供を進めていきます。






