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映画紹介⑧哭悲~THE SADNESS~

カテゴリ:スタッフブログ

ちゃお―、アル中映画マニアです〜


突然ですが、みなさまゾンビ映画は好きですか?

先日、上司と「もしこの世界にゾンビが現れたら」という話をしていたところ、ふと、「最もタチの悪いゾンビは何か」と考えはじめました。

王道のバイオバザード?アイアムアヒーロー?はたまたワールドウォ―Z?走るタイプのゾンビって怖いよね!

 

様々なゾンビ映画を見ていますが、その中で私が最も怖かったものをご紹介いたします。

バキバキの閲覧注意です。画像はポスタービジュアルしか載せませんで安心してみてくださいねヾ(@°▽°@)ノ

 

今回ご紹介いたしますのは【哭悲】という映画です。


舞台は未知のウイルスが蔓延する台湾。仲睦まじく過ごしていたとあるカップル、カイティン(女)とジュンジョー(男)。

ある日、ウイルスが突然変異を起こし、人間の欲望を増長させ歯止めを効かなくさせる効果を得てしまいました。

感染者は人々を襲い、思いつく限りの暴力で人間を痛めつけます。

血と暴力と感染者の溢れた町で恋人を探すことになってしまい、二人は無事再会することができるのか〜。

と言った具合です。

 

まず、この記事の冒頭「ゾンビ映画」と伝えましたが正確にいうとちょっと違います。

死んで蘇って人を食らうのではなく、あくまで生きた人間がウイルスに感染し暴力行為を行っていいます。

 

つまり脳は全く正常(?)で、知能も身体機能も損なっていない。と。

この時点でだいぶタチが悪いのですが、ウイルスの症状があくまでも「人間の欲求へのブレーキを効かなくさせること」ですので、皆皆様方思いつく限りの残虐な行為を笑顔で行うのです。

 

加えて、感染者たちは自身の行っている行為の残虐性をしっかりと認識しており、しかしこれを止められない状態ですので、時折悲しみ涙を流します。

 

つまり、「泣き笑いながら人を痛めつけようとする感染者が、血塗れで走って追いかけてくる映画」に仕上がっております。

ね、もう嫌でしょ?

 

暴力衝動にだけ歯止めが効かないような書き方をしていますが、対象は「人間のあらゆる欲望」に及んでいます。

ここまで言えば勘の良い方ならある程度の想像がつくかと。

また、最も厄介な点として、従来のゾンビ映画は「噛まれたら感染」というのがセオリーですが、なんとこのウイルスは空気感染します。

このルールブレイカーはさすがにズルですよね。阿保です。これはやっちゃダメ。人の心がない。

 

視覚的な「痛い」の詰め合わせみたいな映画となっており、人間が思いつく程度のことは大体やるんじゃないですかね?

思わず目を覆いたくなるような描写がかなり多かったです。

 

カップルの平和な生活から一転、よーいドン!で一気にスプラッター映画に切り替わる様はさながらジェットコースターのようで、不穏な空気の匂わせとグロテスクの緩急の付け方には感動すら覚えました。

 

公開当時は2021年ということもあり、ちょうど新型コロナウイルスの蔓延する時期でもありました。

突然変異するかも〜という噂も当時流れてましたので、電車での帰路はきっと挙動不審になってたと思います。

にしても、この時期にこの映画を制作、公開した映画関係者は本当に性格が悪いですね。褒め言葉です。

 

グロテスクとスプラッターに極振りしているように見えますが、ウイルス対策についての政府への批判的な面もあり、クスッとする場面もあります。ほんの少しですが。

 

私はこの映画の公開を楽しみにしており、友人たちを誘ったところ、PV視聴の時点で悉く振られてしまいました。

結果的に観に行くことはできたのですが、友人のうちの一人は途中退室していましたね。

 

きっと皆様の映画史に爪痕を残す映画かと思いますので、ぜひ一度見てみてくださいね。おすすめはしませんが、おすすめします。

 

それではまた次回。

 

P.S.はダメだろ

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飯田 雄仁

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