脱着式Wi-Fiとは、テレビやネット、電話などの接続口が1つにまとまったマルチメディアコンセントに直接挿して使用するWi-Fi機器で、コンパクトで目立たず、導入に際しても特別な工事を必要としないのが特徴です。
今やインターネットは重要な生活インフラですから、賃貸のマンションやアパートでは入居した瞬間からつながって当たり前。
さらにWi-Fi完備が賃貸住宅でもスタンダードになりつつあります。
このサービスではインターネット回線に加えWi-Fi機器もオーナー様に導入・設置していただくことになりますのでコストは掛かってきてしまうものにはなってしまいます。
しかし、入居後に起こりがちなトラブルを回避することを見据えた商品となっており、将来的なお困りごとを軽減できるサービスとなっている、とのことです。
昨今、賃貸マンションで多く採用されているのが、壁埋め込み型Wi-Fiと呼ばれるものでマルチメディアコンセントの内側に取りつけるものだそうです。
部屋の美観を損ねないというメリットの反面、機器を壁の中に設置するため導入時に電気工事が必要なうえ、電波が届きづらい、熱がこもりやすいというデメリットがありました。
放出する熱を抑えるために通信速度を制限しなければならなかったり、故障が発生した際は保守工事に入居者さんの立会いが必要で、うまくスケジューリングができないとWi-Fiが使えない状態が長く続いてしまうといった副次的なデメリットも発生していました。
そういった煩わしさから解放してくれるのが脱着式Wi-Fi機器とのことです。
紹介ページを見ても導入メリットが多く、
・SSIDやパスワードを入居者が変えられる(アルテリア製の場合)
→オーナーさんや管理会社が入居者が変わるたびに変更しなくてよい
・故障しても代替機を送付し、取り換えるだけでOK
・Wi-Fiの規格が変更になっても対応しやすい
→現在Wi-Fi6が主流ですが、Wi-Fi7対応機器が増えてきており、数年後には主流になると予想されます
一般的にはWi-Fiルーターは入居者側が用意するものですが、それをオーナー様側で用意すること、入居後のトラブルにも対応しやすいことなど顧客満足度向上には大きく貢献できるサービスだと思います。
ご興味をお持ちいただけましたらぜひお問い合わせいただければと思います。