ハロハロー、アル中映画マニアですー
梅雨の気配も近づき天然パーマには辛い季節になってまいりました。
気温も湿度も高いと気分までジメジメしてきて本当に嫌です。
梅雨が明けたとしても、夏とかいう四季の中で最も人間に対する殺意高めの輩が控えているなんて軽く絶望しちゃいますよね。
とはいえ、夏に行われるイベントはどれも活気がありとても楽しみではあるのですが、花火も夏祭りも、基本的には開催が土日なので平日休みの不動産営業マンは縁がなく、、、
なので、よく海や山といった日時固定のイベントよりもタイミングを選ばないアウトドアに予定を振るのが我々のあるあるかと思います。
そこで気になるのが自然の脅威と野生動物への恐怖、かくいう私も昨年千葉の海で溺れかけ、死を覚悟した思い出があります。
次はきっと野生動物関連の何かが起こるのかなぁなんて期待と恐怖に胸を膨らませております。
そんな中、一本の映画が気になったので視聴してみました。
今回ご紹介いたしますのは【コカイン・ベア】という映画です。
以下、あらすじになります。
1985年、とある麻薬密輸人が大量のコカインを持って飛行機からパラシュートで飛び降りたところ、ドアに頭をぶつけ失神。
当の本人は死亡したが、森林公園に大量のコカインがぶちまけられることに。
中学生2人が「秘密の滝」を探して公園を探索していたところ、なんと熊に遭遇、絶体絶命の中、なにやら熊の様子がおかしく、、、
まず最初に言っておきますが、これ実話らしいです。
タイトルだけでこれだけ映画の内容が分かる映画も珍しいですよね。
さすがに麻薬密売人と警官の闘争、公園レンジャーの絡みや被害規模はフィクションだと思う(思いたい)のですが、熊がコカインを摂取してハイキング中の人間を襲ったところまでは事実とのこと。
サメや恐竜ほどの被害規模でもなければ、生粋のホラー映画のように恐怖に全振りしてるわけでもないです。
ほぼ全てのシーンの時間は昼間ですし、コメディの要素も多分にあります。
個人的に好きだったのは「死んだふり」や「木に登れ」みたいな、現代では既に迷信とされている対処策を試みては呆気なく殺されていたところですかね。
1985年の設定なので、当時はまだこの迷信も正しいとされていたんでしょう。
にしても熊が木に登るスピード感は凄まじかったです。
あれはどんなに木登りが得意な人間でも逃げれないので、映画上の演出だと信じたいですね。
人を襲おうとしていても、コカインの匂いを嗅ぎつけた瞬間、コカインに向かって一直線に走り出し始めたのは爆笑しました。
ここは人間と変わらないんですね。りらっくまならぬ、らりっくまといった具合でしょうか。
また、その場でコカインを食べるだけでなく、回収したコカインを巣に持ち帰り子熊に食べさせてるのもなかなか笑えましたね。
スプラッター要素は割とあるよね〜程度です、しっかり損壊するのでグロ耐性は多少必要ですが、ラリった熊は割とかわいいので相殺されてる気もします。
昨今、こういう動物を暴れさせて環境破壊のメタファーにしたりと、難しいことを考えさせようとする映画もあったりしますが、そんなことは全くなく、観た映像が全てのアニマルB級パニックホラーになってます。
実際に起こった事件ではコカインの過剰摂取で熊は死んでいるようです。可哀想ですね。
みなさんもコカインの過剰摂取には気をつけて!それではまた次回!
P.S.最近酒の量を減らしてます