こんにちは、総務部の河野です。
引き続き少しずつ自室の掃除をしています。
今度は学生時代に取り組んでいた書道の作品や道具が出てきたので自分にとっての書道について書こうと思います。
楷書、行書、草書、隷書、篆書など色んな文字の書体があるので当時は出された課題やその都度書きたいと思った作品を臨書していましたが、わたし自身は一文字ずつ呼吸を整えてから書ける楷書や隷書が好きでした。
篆書は判子(認印や実印、社印等)やパスポートの表紙の「日本国旅券」で使われている書体で、
隷書は少し横に潰れたような印象の文字です。お金(お札の「千円」や「壱万円」などの文字)で目にすることが多いのではないでしょうか。
ちなみに臨書というのは中国の石碑などに彫られた美しい文字の資料をお手本にして書くことです。
同じ書体だとしても当然石碑に彫るための文字を書いたひとによって全然違ってくるのと、それを臨書するひとの字にもそれぞれの個性が出るので見ていて楽しいです。
改めて当時の自分の作品とお手本を見比べるとやはり自分の癖が出過ぎてしまっていてまだまだだなと思いました。
書道の道具もついでに整理していたら表面に下書きだけしてあり彫っていない石(篆刻・落款印用の石)を発見し、折角なので不器用ながら久々に彫ってみました。
↑捺し方が雑になってしまいましたが、左が最近彫ったもので右が学生時代に半分自力、半分は先生に手伝っていただいたものです。
また以前のように趣味の範囲で書いてみたり書道の展示をみにいったりしてみようかなと思います!