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宅配ボックスの出荷数が、10年で7倍に!
宅配ボックスの出荷数が、10年で7倍に!
2023-12-26
宅配ボックスの出荷数が、
インターネットでの通信販売の利用拡大や
新型コロナウィルスの流行による非対面での
荷物受取り需要が増加し、宅配ボックスの
普及が加速度的に進みました。
機械式からスマートフォン連動型の電気式
への進化や、マンションタイプだけでなく
戸建て向けの個別型までバリエーションも
増えてきましたので、ご紹介していきます。
宅配ボックスメーカーの会員企業12社を対象に
行われた調査によると2022年の宅配ボックスの
出荷数は、前年比で106.4%。
2013年度比では716.4%となっています!
宅配物の再配達削減対策としての認知向上と
国土交通省による宅配ボックス設置部分の
容積率の規定が明確化されたことが影響して
いると分析されています。
賃貸物件の人気設備に関するアンケートでも
「この設備があれば周辺相場より家賃が高く
ても入居が決まる」ランキングでは、10年
以上連続でトップ10入りしています。
ドライバー不足が懸念されている2024年問題
も控える中、再配達削減の機運はさらに高まっ
ており、宅配ボックスは引き続き注目の設備と
言えます。
最新型の宅配ボックスは
セキュリティー面を重視
戸建て向けの宅配ボックスだけでなく、
マンションの各住戸の玄関扉の脇に設置する
製品が発売されました。
玄関の内側に居ながら受取り用の扉から荷物を
取り出す仕様になっているため、玄関扉を開け
ることなく非対面で荷物を受け取ることができ
宅配業者を装った不審者や、見知らぬ人との
接触を回避できます。
また、荷物が入ると庫内の照明が点灯するなど
扉を開ける前に中に入っている荷物や安全を
確認できる仕組みになっています。
大型郵便物に対応したポストと大小二つの
宅配ボックスで構成されたものは、
二つの宅配ボックスの間にある棚を移動させて、
ゴルフバッグなどの大型の荷物を入れることが
できます。
大型の荷物の再配達依頼がゼロとなることを
目指し、「ラストワンマイル」の効率化を図った
商品ということです。
誤って人が閉じ込められないよう、
人感センサーなどの安全対策機能も標準で
装備されているそうです。
日本宅配システムが開発した「入館システム」を
利用すれば、事前登録を行うことで宅配事業者は
配達時に館内への入館が許可されるため、
共用部の宅配ボックスだけでなく、各住戸脇の
宅配ボックスへとアクセスすることが可能に
なるそうです。
電気式宅配ボックス「スマート宅配ボックス」は
ICカードと暗証番号に加え、顔認証で解錠でき
荷物の受け取りができます。
また、宅配ボックスの利用状況を確認できる
アプリがリリースされており、入居者は
荷物の配送状況や保管状況の確認ができるのと
宅配ボックスの開錠方法に関する通知を受け
取ることができます。
管理会社向けにもサービスが展開されており、
遠隔でも宅配ボックスの利用状況の確認や
暗証番号の変更を行うことができます。
企業努力により様々な宅配ボックスが開発されて
います。導入には費用が掛かりますが、入居者に
人気の設備であることや、置き配による荷物の
盗難被害を防ぐ意味でも導入を検討されては
いかがでしょうか。